歯を白くしたい!本当に効果がある方法とは?

白くて綺麗な歯は、見る人にさわやかな印象を与えます。笑ったときに白い歯が見えると、それだけで第一印象が良くなるケースもあるようです。この記事では、「歯を白くする方法」にはどのようなものがあるのか、本当に効果がある方法はどれなのかについて説明します。

「私も白い歯を手に入れたい」という方はぜひ最後まで読んで白い歯を手に入れる方法を押さえてくださいね。

ホワイトニングで歯を白くする

歯を白くするという意味で「ホワイトニング」という言葉が用いられます。聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。歯についた歯垢などを落とすことで白くするクリーニング、白い色を塗布することで白くするマニキュアなど、ホワイトニングの仕組みは様々です。

しかし、一般的に「ホワイトニング」といった場合は、ブリーチングと呼ばれる仕組みを用いて歯を白くすることを指します。ブリーチングとは、薬品を用いて歯の明度を上げることで白い歯にする方法です。以下では、このブリーチングによって歯を白くする方法について言及します。

歯のホワイトニング方法は大きく分けて4つ

歯のホワイトニングについて、その方法別に4種類に分類して紹介します。それぞれを比較して、ご自身に合った方法を選びましょう。方法によって、白くするまでにかかる時間やどれくらい白くなるのか、また、必要な費用についても大きく差が生じます。

比較の際は効果が期待できるかだけではなく、総合的に判断する必要があるといえるでしょう。

ホワイトニングで使用する薬剤について

ホワイトニングの4つの方法を紹介する前に、主に使用される薬剤について触れておきましょう。後ほど紹介するオフィスホワイトニングやホームホワイトニングでは、過酸化水素や過酸化尿素を主な成分とした薬剤を使用します。

過酸化水素が化学反応を起こし、最終的に歯が黄ばむ原因である有機物を分解することで歯が白くなるという仕組みです。過酸化尿素は口内で反応を起こし過酸化水素になるため、両者の仕組みはほぼ同じだと考えて良いでしょう。

これらはほとんど歯にダメージがないとされています。また、注意しておくべき成分として、歯みがき粉に含まれることの多い研磨剤についても確認しましょう。研磨剤は清掃剤と呼ばれることもあります。歯の表面を削ることで歯を白くすることができますが、多すぎると歯へのダメージが懸念されることを知っておいてください。

歯の汚れを落とすためには有効な成分ですので一概にない方が良いとはいえません。しかし、注意が必要な成分です。

専門性の高いオフィスホワイトニング

クリニックやサロンで行うホワイトニングを一般的にオフィスホワイトニングと呼びます。歯のクリーニングを行った後、ホワイトニングを行う場合が多いようです。過酸化水素を含む薬剤を歯に塗り、光を当てることで脱色します。

オフィスホワイトニングのメリットは、ホワイトニングのプロに任せることができることです。医師や歯科衛生士が傍にいるため安心できるといえるでしょう。さらに、使用する薬剤の濃度が後に紹介するホームホワイトニングなどに比べ高い場合が多いので、効果も期待できます。

即効性も他の方法と比べ高いです。一方で、デメリットとしては費用の高さと色が戻る可能性が挙げられます。その費用については、歯一本につき3000円から1万円とクリニックによって価格に大きな差があります。関連>歯のホワイトニング大阪

オフィスホワイトニングでは12本の歯に対して一度に施術する場合が多いので、実際の費用は4万円から12万円くらいだと考えておく方がよいでしょう。また、オフィスホワイトニングは即効性がありますが、短期間で色が戻ってしまうこともあります。

その場合はその度に通院費用がかかることを頭に入れておきましょう。

お家でできるホームホワイトニング

家で行うことができるのがホームホワイトニングです。マウスピースを使って専用の薬剤を歯に塗布することでホワイトニングを行います。オフィスホワイトニングと比べて価格が安いのが特徴で、月に3万円かからない場合が多いようです。

薬剤を使用するため効果は十分見込めます。クリニックに行く必要はないので、その点は嬉しいポイントといえるかもしれません。また、継続して行う必要があるため、オフィスホワイトニングのように短期間での色戻りが少ないといわれています。

ホームホワイトニングのデメリットは、薬剤を自己管理しなければならないため安全性に注意が必要であることです。また、正しく効果を得るためには薬剤を使用するタイミングを自己管理しなければなりません。薬剤を塗布するための準備に時間がかかるという声もあり、やや面倒に感じている方が多いようです。

手軽なホワイトニングジェル

ホワイトニングジェルを使用してホワイトニングを行う方法もあります。ホームホワイトニングと大きく異なる点は、薬剤と塗布方法の2点です。ホームホワイトニングでは、オフィスホワイトニングで使用するものと同じような成分の薬剤をマウスピースで塗布します。

一方、ホワイトニングジェルは自然由来の成分が中心である場合が多く、それを歯を磨く要領で塗布します。日頃の歯みがきの後に追加でブラッシングをするイメージです。ホワイトニングジェルは塗布方法が手軽です。さらに、一か月分が3000円前後である場合が多く、オフィスホワイトニングやホームホワイトニングと比べると価格の安さが際立ちます。

また、口臭対策などの副次的な効果が期待できるという点が、他の方法にはないメリットだといえるでしょう。一方、デメリットとして、効果が実感できるまでにやや時間がかかるという点やホワイトニング効果に個人差が大きいという点があります。

中には、「ジェルを何種類か試したけれど効果が出なかった」という方もいるようです。

歯みがき粉でホワイトニング

最後に紹介するのは歯みがき粉でホワイトニングをする方法です。ホワイトニング成分が含まれている歯みがき粉というのが販売されており、それを用いて歯を白くします。2000円くらいでの販売が多く通常の歯みがき粉と比べると高価ですが、ホワイトニングジェルよりは安いといえそうです。

ホワイトニングジェルは歯みがき後にブラッシングでジェルを塗布する必要がありますが、歯みがき粉に含まれている場合は単純に歯を磨くだけで終わるので手軽だといえるでしょう。しかし、ホワイトニング成分がメインになっていない歯みがき粉がほとんどを占めるため、歯を白くする効果は低いです。

さらに効果には個人差があります。また、含まれている研磨剤が多すぎると歯の表面にダメージを与えてしまうなど、安全性についても注意が必要です。